身近にある危険な物
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本当にあった怖い話
事例から学ぶ!

ここでお伝えするお話は、実際にあった出来事です。
過去の事例を教訓として、これらを元に「もしかしたら、これは鳥さんにとって危険なのでは??」という考えをめぐらせる習慣をつけることで、悲しい事故を未然に防げる場合もあるでしょう。
鳥さんに関することは命にかかわる場合もあるので、「石橋を叩いて渡る」、または「石橋を叩いてやっぱり渡らない」くらいの慎重さを。
その1 調理中の煙で・・・
換気をよくせず、魚を焼いている時に、その煙で鳥さんが死亡したという報告もあります。
調理中の換気はもちろんですが、鳥さんがいる空間では煙が発生する調理は避けるようにお願いします。
その2 バルサンを焚いて・・・
鳥さんのいる部屋からは一番遠い部屋だから大丈夫、と思いバルサンを焚いたところ、その結果はとても残念な結果に…。
家屋は、壁で仕切られていて別空間のように感じますが、通気口がつながっていたり、壁自体が風通しがいい作りとなっている場合があります。
同じ屋根の下であれば、バルサンをはじめ、殺虫剤を使う行為は控えた方がいいと言えるでしょう。
その3 近所の工事の影響?
因果関係は定かでないのが正直なところですが、元気いっぱいだった鳥さんが突然亡くなってしまい、その原因が、もしかしたら近所で行われていた工事に関係があるかもしれないという報告もありました。
工事現場では、いろいろな揮発性の化学薬品を使います。
近年では、人の幼児が吸っても安全な物質を使っていると聞きますが、幼児と言えど、鳥さんとはやはり異なる点があります。
ご自身の家の建て替えやリホーム時、近所で行われている工事の際には、鳥さんに対して何らかの対策を取ることが懸命かもしれません。
その4 直接、口にしていなくても・・・
長年、体調不良が続くも原因がいまいち分からないという鳥さん。
実はタンスの中に入っていた防虫剤が原因だったということが判明したこともあります。
タンスからケージの位置を離してもらった途端、元気になってくれました。
これら化学物質は、直接、口にしていなくても、小さい鳥さんの体には大きな影響があるということもお忘れなく。
その5 一見便利に思えるものも危険!?
脱走防止にケージの扉を留めたり、青菜をケージバーに留めるためによく利用されている洗濯バサミ。
実はこれも場合によっては鳥さんに大きな危険を負わせてしまうことが事例としてあります。
鳥さんは好奇心旺盛なので、洗濯バサミ自体を齧って遊んでいる内に、クチバシや舌、趾を挟んでしまったり、中 型以上の鳥さんであれば、洗濯バサミを破壊してしまうことは決して難しいことではありません。
洗濯バサミをクチバシで齧っていて、ひょんな拍子で洗濯バサ ミのバネ部分が鳥さんのクチバシを貫通してしまったという事例もあります。もし、お留守番の間にこんなことが起こってしまったらと考えただけでゾッとします。
一見使えそうな小物でも、実際に使う時はいまいちど最悪の事態にならないか想像を膨らませていただけたら、未然に防げる事故もあるかもしれません。
最終更新日:2015/05/13